【大紀元日本9月26日】視覚的な美しさだけでなく、すべての作品が食べられるという世界初の試み「ケーキのアート作品展」が、先月27日から29日まで、ロンドン・レスター広場(Leicester Square)近くのフューチャー・ギャラリー(Future Gallery)で開催された。
「ケーキ・ブリテン」(Cake Britain)と題された今回のアート展では、イギリスで最もクリエイティブなアーティストやパティシエ10名の作品が展示された。
ケーキを出品したパティシエのバニリさん(Lily Vanilli)は、「1年ほど前から構想を練り始めた。参加したアーティストとパティシエに要求されたのは、ただ見た目だけの美しさや可愛さではなく、人々に喜んでもらえる美味しいケーキを作ること」と語る。
作品の新鮮さとおいしさを保持するために、参加したアーティストとパティシエたちは、開催前の2週間を仕上げの準備段階とし、全力を尽くした。「展示したすべての作品はオークションに出され、売上金は慈善団体に寄付する」とバニリさん。
展示会を訪れたロンドン在住のタイト(Nada Tite)さんは、「これは通常の展示会ではないと思った。今まで、このような展示会は見たことがない。とってもアイディアにあふれ、しかも作品を食べることもできる」と語った。
29日の展示会最終日、すべての作品は切り分けられ、見物に訪れた人々にふるまわれた。
鹿の頭部の作品(中央社)
船に乗り前進する船長(中央社)
ポップなハンバーガー(中央社)
「ケーキの目」(Eyez of cake)(中央社)
ハリウッドのスター、ブラッド・ピット(Brad Pitt)とアンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)をテーマとしたウェディング・ケーキ(中央社)
映画『アバター』からインスピレーションを得て創作された「おいしいガーデン」(中央社)
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