【大紀元日本10月17日】本部がジュネーブにある世界経済フォーラム(World Economic Forum)は12日、社会進出や政治参加などに関する性別格差ランキングを公表した。このフォーラムには、世界の大企業が参加している。
同報告は134カ国、世界の93%の人口に対しての調査結果。男女格差が最も少ない国のランキング上位を占めたのが北欧勢で、1位は前年に引き続きアイスランド、2位ノルウェー、3位フィンランドだった。
日本は、主要先進国の中では最下位の94位で、その他、中国が61位、韓国は104位。世界経済フォーラム代表幹事のクラウス・シュワブ (Klaus Schwab)氏は、「性別格差は経済競争力と相互関係があり、高度に発展し繁栄した国ほど、女性の受ける待遇は平等であるべきである。また、本当の意味での平等を勝ち取るためには、多くの女性の才能が認められ、価値ある仕事に就労出来るような社会的配慮と改革が大いに必要である」と述べた。
各国の男女の健康と教育面における格差は比較的小さいが、経済活動への参加など、社会的な面での格差は大きいということが同報告により明らかになった。
同ランキングの順位は、各国における女性の経済活動への参加、健康面や教育面、更に社会進出などを総合評価して決定されている。
※内容に一部変更がありましたので、再掲載しました。
(翻訳編集・柳小明)
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。