カナダ人ジャーナリスト「新華社にスパイ工作を要求された」
【大紀元日本8月24日】「新華社は中国当局の諜報機関」という説は再び話題になった。カナダ人ジャーナリストはこのほど、新華社カナダ支局にスパイ工作を指示されたと証言した。
カナダの通信社カナディアン・プレスの22日の報道によると、オタワ在住のジャーナリストで元新華社記者のマーク・ブーリエ氏は同紙取材の中でこのように述べたという。
ブーリエ氏は2年間新華社カナダ支局に勤務し、今年4月、同支局の責任者からあるスパイ工作を指示されたという。カナダ訪問中のダライ・ラマ14世を監視し、報道しない前提で記者会見での発言を記録することや、カナダのハーバー首相との会談の詳細を収集することだ。その「仕事」を拒否したブーリエ氏はまもなく退社した。
関連記事
空母「遼寧」艦隊が5日沖縄-宮古島間を通過し太平洋で訓練を実施。別艦艇群も航行。6日、空自機へのレーダー照射も発生。南西諸島周辺での中国の軍事活動活発化と日本の対応を詳報
中国で「異常な帰郷ラッシュ」。職を失った人々が都市から一斉に流れ出し、農村では不満と怒りがくすぶり始めている?
中国の夜空でドローンが「謎の霧」を散布。十数省で相次ぎ報告され、焦げた臭いに住民が騒然。当局は沈黙したまま…何が起きているのか。
中国の鉄鋼業は不動産不況やインフラ投資減速により縮小傾向。2025年までに鉄鋼輸出が5割減少すると指摘している
小野田紀美科学技術相は5日の記者会見で、南鳥島沖で進められる国産レアアース採掘に向けた深海試験について、「我が国の経済安全保障上、極めて重要な取り組みだ」と述べ、研究開発への期待を示した。