【伝統を受け継ぐ】ガラス工芸「とんぼ玉」
【大紀元日本12月29日】「とんぼ玉」と聞いて「それって何?」と思うのは、記者一人ではないだろう。とんぼ玉というのは糸やひもを通す穴があいている、装飾を施したガラス玉のことで、外国では「グラスビーズ」と呼ばれることが多い。古くから世界中で、装身具や魔よけとして作られていたという。
古代メソポタミアやエジプトでは、紀元前15世紀ごろにはガラス製のとんぼ玉が作られており、ローマ時代になると精巧なモザイク玉や人面玉など、手の込んだものが作られていた。日本最古のガラス玉は勾玉(まがたま)で、ヒスイなどの貴石に代わるものとして、弥生時代中期ごろに作られるようになった。
現在につながる「とんぼ玉」のルーツといえば、江戸時代にさかのぼることになる。とんぼ玉という呼び方も江戸時代に始まり、日本独特の名称である。名の由来は諸説あるが、トンボの目に似ているから、というのが一般的なようだ。
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