熱を通すと頭が緑色になった食用エビ(Christy蜜酱/微博)
【大紀元日本3月22日】ミニブログ・微博ユーザーで上海住民の「Christy蜜酱」は、熱を通そうとエビを電子レンジで温めた。取り出したエビを見て仰天した。頭の部分が緑色に変わっていたのだ。Christyはすぐさま写真を撮りインターネットに投稿した。
瞬く間に1万人以上が写真を共有した。「皆食品安全問題に大きな関心を寄せている」とChristyはつぶやく。ある微博ユーザーは「これは新しいタイプのエビで、翡翠(ひすい)エビっていうの。とても高価なんだよ」などと冗談を言った。
あるユーザーは、この緑色をマラカイトグリーンという殺菌剤や染料などに使用される成分と分析。これは日本やアメリカ、欧州では食品への使用が禁止されている。また一方である食品専門家は、エビの頭に集まっていた藻類が熱したために見えるようになっただけ、と見ている。
上海では今月中旬、黄浦江上流に約1万頭もの豚の死骸が漂着したことで、住民たちの食品安全に対する懸念が高まっている。
(翻訳編集・佐渡 道世)
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