台湾ではサイクリングロードが4500キロ近く整備されている。政府は今年、台湾10大サイクリングロードコンテストの結果を発表し、より多くの観光客を呼びこもうと意気込んでいる。
インターネット投票で最多得票数を獲得したのは、台湾で最大の淡水湖としても有名な中部の観光地・日月潭のサイクリングロード。今回の審査では、インターネット投票と専門家を含む実行委員会による実地調査や資料をもとに総合的に評価を元に決められ、ベスト10が選ばれた。
今年の「10大サイクリングロード」のテーマは「幸せ」。冬山河(宜蘭県)、池上大坡池及び藍線(台東県)、大鵬湾環湾(屏東県)、集集緑色隧道及び環鎮(南投県)、東豊自転車緑廊(台中市)、大漢及び新店溪(新北市)、淡水河左岸(同)、旧草嶺環状線(新北市、宜蘭県)、河浜(台北市)の各サイクリングロードが選ばれた。
台湾の日月潭サイクリングロードは、米CNN傘下の旅行情報サイト「CNN Go」で、世界で最も美しい10大サイクリングロードにもランクインしている。「CNN Go」サイトによると、静かで青々とした湖面が魅力の日月潭には多くの観光客が訪れるほか、詩人や画家の創作にインスピレーションを与えていると評価した。2014年10月「日月潭サイクリングロード」は日本の「瀬戸内しまなみ海道サイクリングロード」と姉妹自転車道協定を結んでいる。
(翻訳編集・真子)
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