羊たちの「無断外出」

羊飼い爆睡中 1300頭羊の群れ 市中心街を散策=スペイン

スペイン北東部の都市ウエスカで7日、見張り番の羊飼いが居眠り、熟睡中に1300頭の羊の群れが市中心街まで行進し散策した事件が起きた。警察が群れを放牧地に連れ戻したとき、羊飼いは羊たちの「無断外出」にまだ気づいていなかったという。

ウエスカ警察がフェースブックで公表した内容によると、早朝4時半頃、市民の通報で市中心街を散策していた羊の群れを発見した。7時前になんとか群れを放牧地に連れ戻したが、爆睡した羊飼いはまだ羊たちが勝手に「遠足」してきたことに気付いていなかった。

スペインでは、羊の群れが大通りを通過するのは珍しくない。紀元前ケルト人の時代から羊の放牧は伝統であり、遊牧民は牧草を求めて季節ごとに国土を移動する。1273年から遊牧民には各地の放牧ルートを通る法的権利が定められた。昔の放牧ルート上の草原や森林が徐々に町や都市に発展してきた今でも、その伝統を保存する重要性を訴える人々がいて、毎年羊の群れが首都マドリードの繁華街を通るイベントを行っているという。

▶ 続きを読む
関連記事
クリス・ライト米エネルギー長官は9月2日、ベネズエラでインタビューに応じ、ベネズエラ政府が債務再編を進め、一連のエネルギー協定に署名していると述べた。
中国とネパール国境のチベット・吉隆国境検問所を大規模な土石流が直撃した。関係者は、チベット当局が到達5分前に異変を把握しながら警戒レベルを引き上げず、報告も遅れたと証言
ベッセント財務長官は、イラン政権を支援する国や企業に「距離を置くよう」警告した。トランプ政権は金融、航空、海運など幅広い分野で対イラン制裁を強化している
欧州連合(EU)のマロシュ・シェフチョビッチ通商担当欧州委員は9月2日、中国共産党との貿易交渉で非常に具体的な成果が得られなければ、EUはより厳しい措置を講じると警告した
中国・ネパール国境のキドン土石流では、氷河・岩盤崩壊に加え、河道改変や越境防災データの共有不足が被害を拡大させた可能性がある。王維洛氏が水力発電開発の地質リスクにも警鐘を鳴らす