羊たちの「無断外出」
羊飼い爆睡中 1300頭羊の群れ 市中心街を散策=スペイン
スペイン北東部の都市ウエスカで7日、見張り番の羊飼いが居眠り、熟睡中に1300頭の羊の群れが市中心街まで行進し散策した事件が起きた。警察が群れを放牧地に連れ戻したとき、羊飼いは羊たちの「無断外出」にまだ気づいていなかったという。
ウエスカ警察がフェースブックで公表した内容によると、早朝4時半頃、市民の通報で市中心街を散策していた羊の群れを発見した。7時前になんとか群れを放牧地に連れ戻したが、爆睡した羊飼いはまだ羊たちが勝手に「遠足」してきたことに気付いていなかった。
スペインでは、羊の群れが大通りを通過するのは珍しくない。紀元前ケルト人の時代から羊の放牧は伝統であり、遊牧民は牧草を求めて季節ごとに国土を移動する。1273年から遊牧民には各地の放牧ルートを通る法的権利が定められた。昔の放牧ルート上の草原や森林が徐々に町や都市に発展してきた今でも、その伝統を保存する重要性を訴える人々がいて、毎年羊の群れが首都マドリードの繁華街を通るイベントを行っているという。
関連記事
米英豪の安全保障枠組み「AUKUS」が2027年までの水中ドローン開発プロジェクトを発表。オーストラリアでの造船所投資や潜水艦建造計画も進み、インド太平洋地域での軍事防衛力の大幅な強化を目指す
米国と欧州連合(EU)が中国に関税を課すなか、中国共産党政権は新たな輸出市場を模索することになる
トランプ米大統領がイランとの新合意条件を提示。ホルムズ海峡の即時開放や隠された濃縮ウランの捜し出しを要求し、まもなく最終決定を下すと表明した。一方、イラン側は軍事力を背景に強硬姿勢を崩していない
カナダで神韻公演への爆破予告や公的劇場への契約拒否など、中国共産党の不当な介入が相次いだ。法輪大法協会は「内政干渉を禁じたウィーン条約違反」と訴え、表現の自由と国家主権を守る徹底調査をカナダ政府に求めた
EUが対中貿易の見直しへ。中国製品の大量流入と貿易赤字の拡大を受け、欧州委員会は「持続不可能」との認識を示し、産業保護策の強化を検討している