独FDP、メルケル首相との連立には政策の変化が必要=党首

[ベルリン 27日 ロイター] – ドイツの自由民主党(FDP)のリントナー党首は、政府の政策の方向性に変化がある場合に限り、メルケル首相との連立に参加すると述べた。リントナー氏はウェルト紙に対し「一部の人々は『ジャマイカ連立』をロマンチックな政治プロジェクトだと賛美している」と指摘。

ジャマイカ連立は各党のイメージカラーにちなみ、メルケル首相率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)、FDP、緑の党の連立を指す。

同氏は「計算上は連立で過半数となるが、4党はそれぞれ選挙で負託を受けている。これらが矛盾なく、国のために協力できるのかはまだ分からない」と述べた。

その上で「政治は数学ではない」として、疑いがあればFDPは野党にとどまると付け加えた。

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