独FDP、メルケル首相との連立には政策の変化が必要=党首
[ベルリン 27日 ロイター] – ドイツの自由民主党(FDP)のリントナー党首は、政府の政策の方向性に変化がある場合に限り、メルケル首相との連立に参加すると述べた。リントナー氏はウェルト紙に対し「一部の人々は『ジャマイカ連立』をロマンチックな政治プロジェクトだと賛美している」と指摘。
ジャマイカ連立は各党のイメージカラーにちなみ、メルケル首相率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)、FDP、緑の党の連立を指す。
同氏は「計算上は連立で過半数となるが、4党はそれぞれ選挙で負託を受けている。これらが矛盾なく、国のために協力できるのかはまだ分からない」と述べた。
その上で「政治は数学ではない」として、疑いがあればFDPは野党にとどまると付け加えた。
関連記事
台湾では海底ケーブルが損傷を受けるケースが増えていた。先日、中国の貨物船がアンカーでケーブルを破壊していたという指摘がされ、中共の関与の可能性が浮上している
中共のハッカーが侵入したアメリカの通信ネットワークが以前より深刻で被害を受けた企業も多い事が判明。
カナダのジャスティン・トルドー首相が自由党党首を辞任すると発表し、新党首が選出されるまで首相職を継続する意向を示した。後任党首を巡る動向に注目が集まる。有力候補が次々と取り沙汰される中、自由党の行方が今後のカナダの政局に大きな影響を及ぼす。
中国共産党(中共)のハッカーが数年にわたりフィリピン政府を標的にしたサイバー攻撃を行い、軍事データを盗み出していたことが判明。特に南シナ海の領土問題に関連する文書が含まれていたとされる。
米司法省は、TikTok禁止令の執行延期を求めていたトランプ次期大統領の要請を拒否するよう求めている。TikTokは中国のByteDance社が運営しており、米国政府は国家安全保障上の脅威を懸念。安全保障リスクが懸念される企業をトランプ氏が擁護する理由は?