衆院選勝利、北朝鮮情勢が与えた影響大きい=麻生副総理

[東京 27日 ロイター] – 麻生太郎副総理兼財務相は27日の閣議後会見で、衆院選での自民党勝利に関し、北朝鮮情勢が与えた影響が大きいとの認識を示した。共同通信など国内メディアによると、麻生氏は26日の都内での会合で、衆院選勝利は「明らかに北朝鮮のおかげもある」と語っていた。

麻生氏は会合での発言の真意について「北朝鮮からの度重なるミサイル発射や核実験に対応するのは、どのような政府がいいのかということを国民が考えて選んだ要素が大きい」と説明。一方、どの会合で発言したかは「記憶がない」とも述べた。

また、安倍晋三首相が経済界に期待する3%の賃上げを巡っては、「3%上がったら消費は増えるだろうか。そんなに簡単に(消費は)ふかないと思っている」との見解を示した。

年末までに策定する政策パッケージの財源について、一部を企業からの拠出金で賄う案が浮上していることに関しては「ひとつの方法だとは思う」としつつ、「年末にかけての話だ。今の段階では決まっていない」と述べた。

(梅川崇)

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