米上下両院、1月19日までのつなぎ予算案可決 政府機関の閉鎖回避
[ワシントン 21日 ロイター] – 米上下両院は21日、今週末の期限を前に新たなつなぎ予算案を可決し、来年1月19日まで政府機関の閉鎖が回避されることになった。
下院は賛成231、反対188で、上院では賛成66、反対32でそれぞれ可決した。予算案はトランプ大統領の署名後、成立する。
共和党と民主党は1月3日まで予定される議会の休会後、2018会計年度(17年10月─18年9月)の「包括的」予算案を巡る交渉を本格化する。
民主党は期限ぎりぎりまで、幼少期に親と不法入国した「ドリーマー」と呼ばれる若者の保護措置を予算案に盛り込むよう求めたが、実現しなかった。
1月からの予算交渉ではこの問題が再び争点となる見通し。
上院はまた、下院が先に可決していた810億ドルの災害支援法案の採決を1月以降に延期した。
*内容を追加しました
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