NY原油は堅調、米WTIは14年12月以来の高値

[ニューヨーク 9日 ロイター] – 9日ニューヨーク市場の原油先物価格は堅調。米WTI原油先物は2014年12月以来の高値を付けた。石油輸出国機構(OPEC)主導の協調減産のほか、米原油在庫が8週間連続で減少したとの見方に支援された。

米WTI原油先物<CLc1>は1.23ドル(2%)高の1バレル=62.96ドルで終了。一時は14年12月以来の高値となる63.24ドルを付けた。

北海ブレント先物<LCOc1>は1.04ドル(1.5%)高の1バレル=68.82ドルで終了。一時は15年5月以来の高値となる69.08ドルを付けた。

終値ベースでみると、双方の先物価格ともに14年12月以来の高値。

関連記事
トランプ氏が関心を寄せるグリーンランドが世界の注目を集めている。トランプ氏の発言やトランプ・ジュニア氏の視察により、欧州の同盟国は不安を感じている
台湾では海底ケーブルが損傷を受けるケースが増えていた。先日、中国の貨物船がアンカーでケーブルを破壊していたという指摘がされ、中共の関与の可能性が浮上している
中共のハッカーが侵入したアメリカの通信ネットワークが以前より深刻で被害を受けた企業も多い事が判明。
カナダのジャスティン・トルドー首相が自由党党首を辞任すると発表し、新党首が選出されるまで首相職を継続する意向を示した。後任党首を巡る動向に注目が集まる。有力候補が次々と取り沙汰される中、自由党の行方が今後のカナダの政局に大きな影響を及ぼす。
中国共産党(中共)のハッカーが数年にわたりフィリピン政府を標的にしたサイバー攻撃を行い、軍事データを盗み出していたことが判明。特に南シナ海の領土問題に関連する文書が含まれていたとされる。