韓国で南北首脳会談の準備開始 北では原子炉試験の兆候も

[ソウル 16日 ロイター] – 韓国当局者は16日、4月の南北首脳会談に向けた準備を開始した。大統領官邸で初の準備会合が開催される。北との接触日時や会談の内容などが話し合われる予定。

一方で北朝鮮を巡っては、原子炉の試験を開始した可能性が報じられている。

軍事情報会社IHSジェーンズの報告書では、2月25日以降の衛星画像に、北朝鮮の寧辺にある研究施設で実験用軽水炉(ELWR)から非凝縮性のガスが放出される様子が映っていた。予備試験の開始を示唆するもとのとみられている。

この原子炉は兵器級プルトニウム製造が可能だが、専門家によると北はすでに多数の核爆弾用の核分裂性物質を保有しているもよう。

北朝鮮を巡っては、米朝も5月の首脳会談開催を予定。韓国の特使はトランプ米大統領に、金正恩委員長は非核化を話し合う用意があると述べたと明らかにした。

関連記事
4月29日、テキサス大学オースティン校にテントを張っていた親パレスチナ派デモ参加者を、警察当局が逮捕し始めた。
米国とフィリピンが、南シナ海で初めて肩を並べて行った共同軍事演習の最中、4月30日に中共の海警船が、同海域でフィリピンの船舶に再度危険な干渉を行(おこな)った。中共は以前から、南シナ海でフィリピンの船舶に対して干渉を繰り返し、国際社会から批判を受けている。
今年11月に迫る米大統領選で勝利した場合、トランプ氏は数百万人の不法移民の強制送還や中国製品の関税強化、議会議事堂事件で起訴された人々の恩赦を行うと米誌タイムのインタビューで語った。
米国連邦大法院で、ドナルド・トランプ前大統領に対して一定レベルの免責特権は適用可能かもしれないという前向きな解釈が出た。これは、任期中に適用された容疑に関して「絶対的な免責特権」を要求していたトランプ側の主張に対して懐疑的だった従来の立場から少し緩和されたものだ。
北米全土の大学生の間で、ハマスへの支持とパレスチナ人の幸福への懸念が急激に高まっている。ほとんどの学生にとって、それは地球の裏側にいる人々と密接なつながりがあるからではない。学業をなげうってまで過激主義に傾倒するのはなぜだろうか。