2018年3月、クルーズ船誘致を取り上げた奄美大島南部の瀬戸内町議会の一般質問の要約記録。4月某日、不明瞭な点の多い計画を懸念する現職議員が、町企画課と議員たちとのやり取りを記録し、町民に配布した(大紀元)
日本の離島と中国クルーズ観光

奄美35人集落に中国人5000人?大型クルーズ船誘致計画、国が検討

「数千人の外国人観光客を運ぶ、全長230メートルの巨大クルーズ船が、こんな静かな集落に来るの? 想像できない。ここには小さな郵便局と商店がひとつあるだけ。いったい何をしに来るのか」

明治維新に日本を導いた維新三傑の一人、「西郷どん」こと西郷隆盛。彼が安政の大獄の余波から身を隠すために遠流したのが、南西諸島の奄美大島だ。島西部の集落・西古見(にしこみ)には、西郷隆盛が上陸の一歩を踏んだ地との伝記もある。

西古見から望む東シナ海は、鮮やかなエメラルドグリーンと群青に輝く。海に浮かぶ3つの小島は、三連立神(さんれんたちがみ)と呼ばれ、地域住民からは大波や台風から集落を守る神として敬われてきた。住民によると「昔はカツオ漁でにぎわった」という西古見港だが、2017年統計で人口約35人の過疎地となっている。

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