米政府、2回目の米朝会談の実現に取り組み=国務長官

[ワシントン 21日 ロイター] – 米国のポンペオ国務長官は21日、米政府は2回目の米朝首脳会談の実現に向け取り組んでいるとしながらも、「正しい状況」が確実に整うようまだやるべきことは残されているとの認識を示した。

ポンペオ長官はフォックス・ニュースのインタビューに対し「(米朝首脳会談の設定に向け)取り組みを進めているが、確実に正しい状況が整い、両首脳が大きな進展を得られる状態にするために、行うべきことはまだ若干残っている」と述べた。

同長官はこのほか、NBCニュースのインタビューに対し、トランプ大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の再会談が「それほど遠くない将来に」実現することを望んでいるとし、次回の首脳会談前の交渉で自身が平壌を再訪問したいと述べた。

ただ北朝鮮に対する国際的な制裁措置は、同国が核プログラムを廃棄するまで解除されないとの考えを示した。

また、今週の南北首脳会談では多くの成果が得られたとし、一段の取り組みが必要との認識を示しながらも、米国には目標達成に向けた「忍耐と決意」があると述べた。

平壌で金委員長との会談を行った韓国の文在寅大統領は20日、金氏が非核化の加速に向け近くトランプ大統領との2回目の会談を行うことを望んでいると明らかにしていた。

*内容を追加して再送します。

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