韓国と北朝鮮、15日に板門店で閣僚級会談開催

[ソウル 12日 ロイター] – 韓国統一省は12日、先月の南北首脳会談での合意内容の履行に向けて協議するため、韓国と北朝鮮が軍事境界線がある板門店で15日に閣僚級会談を開催すると発表した。

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と韓国の文在寅大統領の3回目となる首脳会談は先月、平壌で行われた。両首脳は、鉄道と道路の連結、工業団地の稼働、金剛山観光事業を含む経済協力の再開で合意した。

文大統領はまた、金委員長が、米国が相応の対応をとれば国際的な専門家の監視の下で主要なミサイル関連施設と寧辺の核施設を廃棄する意思があると述べたことを明らかにした。

統一省によると、15日の会談は板門店の韓国側の施設で開催され、韓国側の代表は趙明均統一相が務める。北朝鮮側の出席者は明らかになっていない。

統一省は声明で、15日の会談を通じて共同宣言の履行策を協議し、各分野の今後の会談について日程をまとめるとした。

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