トランプ氏、規制撤廃の取り組み評価 230億ドルのコスト削減

[ワシントン 17日 ロイター] – トランプ米大統領は17日、経済成長を損ねると自身が考える規制を撤廃した政権の取り組みを評価し、2017─18会計年度(18年9月終了)に規制関連コストを230億ドル削減したと述べた。

ホワイトハウスによると、17─18年度には14の新規制が承認され、57の規制が撤廃された。

トランプ氏はホワイトハウスでのイベントで「われわれが必要としているルールや規制、基準は維持する。ただ、われわれは必要のない多数の規制を撤廃した」と述べ、「経済がここまで堅調な理由のひとつは、ひどい規制の妨げを受けていないからだ」と主張した。

一方、非営利団体パブリック・シチズンのリサ・ギルバート氏は、承認された14の新規制が人々の健康や安全を大幅に改善し、人の命を救うとは説明できないと指摘。トランプ政権下で、規制当局は救命や国民の保護でなく、企業利益の拡大にのみに目を向けていると批判した。

関連記事
アヴリル・ヘインズ国家情報長官によると、北京は米国や世界の選挙に影響を与える能力に自信を深めているという。 2024年の選挙に対する外国の脅威に関する上院公聴会でヘインズ氏は、中共当局は人工知能とビッグデータ分析を通じて影響力作戦のツールを完成させていると述べた。
5月15日、CNNは声明を発表し、史上最初の大統領テレビ討論会が6月27日にCNNで開催されることを確認した。以前、前大統領ドナルド・トランプはその日の早い時間に大統領ジョー・バイデンの招待を受け、6月と9月に二つの討論会に参加することになった。
バイデン米国大統領は2024年5月14日、中共(中国共産党)の不公平な貿易実態に対抗するため、複数の中国製品に […]
米国の大統領選挙が再び注目を集めている。現職のジョー・バイデン大統領と前大統領のドナルド・トランプ氏が、6月2 […]
連邦準備制度理事会(FRB)はアメリカの中央銀行として、政策のあらゆる側面に口を出している。それでも、先週のFRBのプレスリリースは極めて奇妙だった。FRBが気候変動を管理できると思うか?FRBの支配は災いをもたらすだけだ。