タリバン襲撃でもアフガンの米軍任務変わらず=マティス国防長官

[シンガポール 19日 ロイター] – マティス米国防長官は19日、アフガニスタン南部カンダハルで前日起きた武装勢力による襲撃ついて、米軍の任務が変更になることはないと言明した。

長官は同行記者団に「誰の犯行か解明する必要がある」と述べ「20日に(議会)選挙が行われる。われわれはこれからもアフガンの人たちを守る」と強調した。

18日の銃撃戦でカンダハル州のラザック州警察長官が死亡した。アフガン駐留米軍のスコット・ミラー司令官は同長官と会談していたが、襲撃の直前に現場を離れ無事だった。タリバンは同司令官を狙ったとしている。

マティス長官はミラー司令官とまだ話しておらず、タリバンの犯行声明を確認できないとした上で、同司令官の警護態勢や駐留米軍の移動を変更しない考えを示唆した。

議会選については「テロは短期的な影響を及ぼし得るが、選挙に実際に影響があるか判断するのはまだ早い」と述べた。

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