サウジ記者失踪、音声証拠を他国と共有していない=トルコ外相

[アンカラ 19日 ロイター] – サウジアラビアの反体制記者ジャマル・カショギ氏がイスタンブールのサウジ総領事館で行方不明になった問題で、トルコのチャブシオール外相は19日、同国が音声証拠を誰とも共有していないと明言した。

トルコのイェニサファク紙はこれまでに音声証拠とされる内容を報道。カショギ氏は取り調べ中に指を切り落とされるなどの拷問を受けた後、首をはねられ、遺体がバラバラに切断されたという。

ABCニュースはトルコ当局者の話として、ポンペオ米国務長官のアンカラ訪問時、長官立会いの下で証拠の音声が流され、長官にはその記録文書が渡されたと報じた。これについてポンペオ氏は報道内容を否定した。

▶ 続きを読む
関連記事
EUがXに対し、約1億4千万ドルの制裁金を科したことを受け、アメリカ政府が強く反発している。米通商代表部は12 […]
FIFAは反発を受け、2026年W杯で「サポーター向け」60ドル特別チケットを導入する。各試合400~750枚を各国協会に配分し、熱心な代表サポーターを優先支援する方針だ。高騰批判を受けた価格戦略を大きく見直した形となる
香港の元メディア界の大物、黎智英氏が15日、香港の裁判所で国家安全維持法違反により有罪と認定された。判決後、親族や英国、カナダの政府が相次いで批判した
中国人富豪による米国での代理出産が急増する中、100人以上の子をもうけたとされる実業家・徐波に対し、米ロサンゼルスの家庭裁判所は「通常の養育範囲を超える」として親権認定を拒否した。制度の隙を突く動きに米当局の注目が集まっている。
米パデュー大学は敵対国とされる国々、中共やイランなどからの学生を受け入れない方針を決定した。専門家は、中共が留学生を情報活動に利用してきた実態を指摘し、その影響で多くの中国人学生が貴重な海外留学や研究の機会を失うことになったと指摘。