中国で国際ルール違反のフロン大量使用 オゾン層を破壊=環境調査
環境保護団体はこのたび、中国では、オゾン層を破壊し地球環境を悪化させる可能性のある禁止化学物質フロンの製造と使用を続けていると発表した。
2018年5月、ロンドンを拠点とする環境調査庁と米紙ニューヨークタイムズは共同調査で、フロンの排出量は80年代に急激に増加していると指摘。中国の地方企業に多くの要因があるという。
調査チームが中国で幅広いインタビューや調査を行ったところ、世界的に削減や禁止令が敷かれている規制の一種であるフロンガスCFC-11発泡剤を使った断熱材を製造していることがわかった。調査チームは環境への影響について「危険な状態だ」と形容した。
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