米大統領首席補佐官の後任人事、クシュナー氏起用案も=関係筋

[ワシントン 13日 ロイター] – 近く退任するケリー米大統領首席補佐官の後任人事を巡り、トランプ大統領の娘婿であるクシュナー上級顧問の起用を求める声が一部の側近から上がっている。関係筋が13日明らかにした。

ただ関係筋の1人によると、クシュナー氏は現時点で就任に前向きではないという。

トランプ大統領は13日、ケリー氏の後任に5人の候補を検討していると述べた。

関係筋によると、ここ数日間に「多くの関係者」がクシュナー氏の起用を大統領に提案した。同氏は大統領に近いほか、新北米貿易協定の交渉に寄与するなど多くの実績があるとの考えが背景にあるという。

ホワイトハウスのサンダース報道官は「クシュナー氏が検討されているとは認識していない」とした上で、「どのポストに抜擢されても同氏は素晴らしい役割を果たすと誰もが認めるだろう」と述べた。

関係筋によると、クシュナー氏の起用は一部の政権当局者や外部のアドバイザーが大統領に提案している。

ケリー氏の後任候補には先の大統領選でトランプ陣営の顧問を務めたデビッド・ボッシー氏の名前も挙がっている。同氏は13日、ホワイトハウスで会合に出席したが、大統領には面会しなかったとみられている。

関連記事
4月29日、最高裁は億万長者の起業家、イーロン・マスク氏の米証券取引委員会(SEC)との合意に対する異議申し立てを却下した。この合意は、法的監視機関がマスク氏のソーシャルメディアへの投稿を審査することを需めるものだ。
カナダの中国系教授が、中共が推進する先端技術と知的財産の窃取を目的とする「千人計画」に関わっており、これがカナダの国家安全にとって脅威になっている。
とんでもないおふざけと残酷なディストピアを力づくで押し付けようとする単一の方針が、これほど急速に地球全体を支配したことはない。2020年、コロナウイルスを封じ込めようとする無益な試みによって、これは起こった。
5月27日、世界保健機関(WHO)は年次世界保健総会(WHA)を開催する。アントニー・ブリンケン米国務長官は5月1日(水)、台湾にオブザーバーとして会議に参加するよう強く求めた。
4月23日、チェコ下院議会で法輪功迫害に関する公聴会が開かれた。プラツニク保健副外相は「法輪功学習者に対する臓器収奪は我が国だけでなく、世界中の議会で非難されている。到底容認できない行為だ」と強く述べた。