中国の著名経済学者、茅于軾氏(89)はこのほど、米VOAに対して、共産党から脱退する意向を示した(大紀元資料室)

中国著名経済学者が共産党脱退を明言「同様の知識人が多くいる」

中国の著名経済学者、茅于軾氏(89)はこのほど、米ボイス・オブ・アメリカ(VOA)に対して、「共産主義思潮はもう過ぎ去った。共産党内にとどまりたくない」と述べた。茅氏によると、同様の考えを持つ知識人が多くいる。

今年は中国改革開放40周年に当たる。毛沢東が死去した2年後の1978年、経済の立て直しを図るため、中国政府は経済体制の改革と対外開放政策を決定した。今までの計画経済から市場経済へと移行した。この歴史的な変革を直接に見てきた茅氏は「毛沢東の統治は失敗そのものだ。毛時代の中国は世界でも最貧国の一つとなった」と述べた。

茅于軾氏は、「中国で現在、汚職問題が深刻で、政治環境が良くない。これは市場化の妨げとなっている」と指摘した。政治環境を改善するには、国民による政府への監督、言論の自由、司法の独立性が欠かせないという。

▶ 続きを読む
関連記事
習近平の健康状態をめぐり再び注目が集まっている。米メディアは、訪米時に中国側が5時間の休憩時間や専用休憩室を求め、歩行距離や立っていられる時間まで考慮して日程を組んだと報じた
中国共産党の機関紙が10日連続で中国経済に関する署名記事を掲載した。内需や消費の弱さを認める一方、分析では「9・29」景気刺激策の効果は限定的で、短期的な大規模追加策の可能性も低いとの見方が出ている
サクランボの木が大量に枯れた。原因を追及した農家だけでなく、助けた弁護士や記者まで拘束。中国・大連で何が起きているのか
中国で銀行再編が加速している。2025年には670を超える銀行が閉鎖され、銀行数は4年間で23%減少。不動産不況や低金利、デフレに加え、3兆ドル規模ともされる「隠れ不良債権」が地方銀行の経営を圧迫
米FBIが、中国政府の指示を受けて情報収集を行っていた疑いのある女を逮捕。監視対象は台湾・頼清徳総統の息子とその家族。自宅や車を撮影し、中国側に情報を報告していたという