中国著名経済学者が共産党脱退を明言「同様の知識人が多くいる」
中国の著名経済学者、茅于軾氏(89)はこのほど、米ボイス・オブ・アメリカ(VOA)に対して、「共産主義思潮はもう過ぎ去った。共産党内にとどまりたくない」と述べた。茅氏によると、同様の考えを持つ知識人が多くいる。
今年は中国改革開放40周年に当たる。毛沢東が死去した2年後の1978年、経済の立て直しを図るため、中国政府は経済体制の改革と対外開放政策を決定した。今までの計画経済から市場経済へと移行した。この歴史的な変革を直接に見てきた茅氏は「毛沢東の統治は失敗そのものだ。毛時代の中国は世界でも最貧国の一つとなった」と述べた。
茅于軾氏は、「中国で現在、汚職問題が深刻で、政治環境が良くない。これは市場化の妨げとなっている」と指摘した。政治環境を改善するには、国民による政府への監督、言論の自由、司法の独立性が欠かせないという。
関連記事
中国共産党高官の私的交流への規制が強まっていると、党指導部に近い消息筋が証言した。引退した最高指導部メンバー同士の通話にも届け出が必要だという。内部規制の存在や適用範囲は独自に確認できていない
中国の長鑫存儲科技(CXMT)が、AI向けメモリー「HBM3E」の小規模量産を計画している。歩留まりは2~3割にとどまるが、米国の輸出規制を背景とする供給不足で国産化を急ぐ。性能や生産コストには課題が残る
米太平洋陸軍のロナルド・クラーク司令官は10月27日、中国が2027年までに台湾への武力侵攻に踏み切る可能性があるとされる「デービッドソン・ウィンドウ」について、「依然として有効だ」と述べた
エヌビディアCEOフアン氏と親密だった中国人女性に、中国共産党への情報提供疑惑が浮上したと米紙NYTが報道。トランプ氏は1年前に把握しながら具体的な措置は取らなかったという
中国共産党は29日、北京で4日間開いた第20期中央委員会第5回全体会議で、張昇民・中央軍事委員会副主席(68)を政治局員に選出した。来年後半の党大会を控え、軍中心に前例のない規模の粛清が続くなか、空席ポストを埋めた