北朝鮮メディア、米朝会談「建設的」と報道 合意見送りは伝えず

[ハノイ/ソウル 1日 ロイター] – ベトナムの首都ハノイで開催された米朝首脳会談が物別れに終わったことについて、北朝鮮の国営メディアは1日、建設的な協議だったなどと大きく報道する一方、合意に至らなかったことには触れなかった。北朝鮮が交渉から降りるつもりがないことを示唆するものとみられている。

北朝鮮メディアはこれまで、交渉が決裂すると激しい言葉を用いて報じるのが常だったが、今回の会談については淡々とした調子で報道。

労働党機関紙「労働新聞」は「実務的な問題を巡って、建設的かつ率直な意見交換を行った」としたが、合意見送りへの言及はなかった。

朝鮮中央通信(KCNA)は、金正恩委員長が「会談の成功に向けて前向きに努力したこと、長旅をしたことに対してトランプ米大統領に感謝し、再開を約束して別れた」と伝えた。

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