米テスラ、時価総額でGM抜き車メーカー首位 黒字公約達成を評価

[24日 ロイター] – 米電気自動車(EV)メーカー、テスラ<TSLA.O>の株価が24日、17%急伸した。長期的な先行きに関して疑念は残るものの、同社のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が公約通り第3四半期での黒字を達成したことが背景。ただ市場には依然として、長期的な業績見通しに懐疑的な見方も残っている。

同社の時価総額は530億ドルとなり、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)<GM.N>の510億ドルを抜き米自動車メーカーの中で首位に立った。

テスラは23日、業務効率化や生産・材料コストの削減努力で、第3四半期が黒字となったことを公表した。

証券会社の少なくとも8社がテスラの目標株価を引き上げたが、レーティングの平均は「ホールド」に据え置かれた。アナリスト34人中11人だけが同社株買いを推奨している。

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