NZの新型コロナ感染ペース鈍化、首相「危機は脱しつつある」

[シドニー 8日 ロイター] – ニュージーランドのアーダーン首相は8日、同国での新型コロナウイルスの新規感染者が過去2週間で最低だったことについて、「危機は脱しつつある」とし、慎重ながらも楽観していると語った。

ニュージーランドの8日時点の新規感染者は50人で、前日の54人から減少。感染者合計は1210人となった。感染による死者はこれまでに1人。

首相は記者会見で「今後、(新規感染者が)再び増加する可能性はあるが、危機を脱し始めていると慎重ながらも楽観している」と述べた。

ニュージーランドは3月下旬に国家非常事態を宣言し、ロックダウン(都市封鎖)に入っている。

首相は4月半ばのイースターの連休中も外出制限を緩和する計画はないとし、自宅で過ごすよう国民に呼び掛けた。

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