スペインの新型コロナ死者1万4500人突破、感染者数は14.6万人

[マドリード 8日 ロイター] – スペイン保健省によると、同国の新型コロナウイルス感染による死者数は8日現在、757人増加して計1万4555人となった。

前日の死者数は743人。保健省によると、死者数は増加したものの、増加率は5.5%で、前日の5.7%から低下した。スペインの死者数はイタリアに次いで世界で2番目に多い。

感染者数の累計は14万6690人。7日時点では14万0510人人だった。

世界保健機関(WHO)のシニアアドバイザー、ブルース・エイルワード氏は「スペインの感染拡大ペースは明らかに減速している」としながらも、過度に楽観視しないよう警告した。

感染拡大抑制策が継続される中、スペインの主要ビジネス団体、CEOEは抑制策が5月以降も継続された場合、今年のスペイン経済は最大9%のマイナス成長に陥ると予想。措置が解除される時期によるとしながらも、最大80万人が失業する恐れがあるとした。

*内容を追加しました。

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