米軍艦が台湾海峡を通過、「通常任務」と説明 1カ月間で2度目

[台北 24日 ロイター] – 米国と台湾の軍当局は24日、米軍の艦艇が台湾と中国を隔てる台湾海峡を通過したと明らかにした。同海峡ではこのところ台中間の緊張が高まっており、米軍の艦艇が通過するのはここ1カ月で2度目。

台湾国防部(国防省)は、米軍の艦艇1隻が台湾海峡を南に向かって通過し、そのまま航行を続けていると発表。航行は「通常の任務」だとした。これ以上の詳細は明らかにしていない。

米海軍第7艦隊の報道官は、誘導ミサイル駆逐艦「バリー」が国際法に基づき、「台湾海峡を通過する通常任務」を実施したと説明。

「同艦艇の台湾海峡通過は、自由で開かれたインド太平洋への米国のコミットメントを示す。米海軍は今後も国際法で認められるあらゆる場所で飛行、航行、活動を続ける」とした。

バリーは2週間前にも台湾海峡を航行し、同じ日に中国軍の戦闘機が台湾に近い海域で演習を行っていた。

台湾は23日、中国軍の空母など艦艇の一団が台湾とフィリピンの間のバシー海峡を通過したと発表。この一団は今月初めに台湾東部付近を航行しており、中国側は当時、南シナ海での定期演習に向かう途中と説明していた。

中国軍はここ数カ月、台湾付近で頻繁に演習を実施している。

関連記事
アメリカのキャンパス、テスラの工場、そして今月スウェーデンで開催されたユーロビジョン・ソング・コンテストの会場において、混乱を招き、あからさまに破壊的ですらある凶悪犯たちに共通するものは何だろうか?彼らは皆、何らかの形で資本主義を破壊したいのだ。
5月16日、欧州の消費者団体は、動画プラットフォーム拼多多(Pinduoduo)の海外ECオンラインショップT […]
世界政府実現への努力は決して止むことはなかった。国連はその一つに過ぎない。エリートの狙いは、最も賢い人々からなる極少数のエリートによって支配される未来の世界政府だ。
多くのアメリカ人は、いまや1960年の選挙についてあまり覚えていない。 また、2020年の選挙が1960年の選挙と非常に似ていることに気づいている人も少ない。
アヴリル・ヘインズ国家情報長官によると、北京は米国や世界の選挙に影響を与える能力に自信を深めているという。 2024年の選挙に対する外国の脅威に関する上院公聴会でヘインズ氏は、中共当局は人工知能とビッグデータ分析を通じて影響力作戦のツールを完成させていると述べた。