スペイン、一日の新型コロナ死者数が過去1カ月で最低

[マドリード 24日 ロイター] – スペイン保健当局は24日、新型コロナウイルス感染症による死者が過去24時間で367人増加し、累計2万2524人になったと発表した。増加数は前日の440人から減少し、3月21日以降で最小。

スペインはコロナ死者数が米国、イタリアに次いで世界で3番目に多い。

感染者は6700人増の累計21万9764人。特殊検査に基づく新規感染者は2796人。回復者は3105人。

政府は先週から一部の経済活動の再開を暫定的に認めているが、保健緊急警報調整局のフェルナンド・シモン局長は「(安定化への)傾向を維持できるかは国民の行動にかかっている」と訴えた。

報道によると、政府は外出制限解除の目安として、一定地域で一日の感染者が10万人当たり2人以下とする方針を固めた。

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