張徳科さんは、自身の身体に流れる220ボルトの電流で王心浩さんの腰痛を治した。数ヶ月前、王さんは腰痛を患い寝たきりだった。病院も年齢と病状を考え手術を行うことが出来ずにいたが、張さんの所へ通い1ヶ月、9回の電気治療でほとんど治ってしまい、今では自転車にも乗れるということだ。
2007年7月6日午後10時過ぎ、新疆アルタイ市の張さんの家で電球に明かりをつける実演が行われた。彼は13ワットの電球6個をつないだコードを耳に掛け、左右の手にそれぞれプラスとマイナスのコードを持ち、電源を入れる。導体となった彼の体には220ボルトの電流が流れ、全ての電球に明かりが灯った。さらに彼は明るさのコントロールもできるという。
今年71歳の張さんは時々電流を通して健身運動を行っており、周囲の人々には「奇人」「電人」と呼ばれ、電流を通せば2分で活魚に火を通すこともできるそうだ。いつも親戚や友人、仲のいい人に対してリューマチ、関節炎、腰痛などの治療を行っている。5本の指を針の代わりに使い治療、代金は取らず、3日続けても効果が現れなければ病院へ行くことを勧めるという。
1994年、アルタイ市公路総段を定年退職後、中国科学院新疆分院にて。
張さんの体質調査を行ったが専門家たちもはっきりした原因は分からなかったという。
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