ロシアがバイデン氏巡る誤報、米大統領選干渉狙い=FBI長官

[ワシントン 17日 ロイター] – 米連邦捜査局(FBI)のレイ長官は17日、ロシアが民主党大統領候補のバイデン氏を標的に誤情報を流し、11月の大統領選に干渉していると警告した。

民主党が多数を占める下院の国土安全保障委員会で証言し、ロシアに批判的とみられる米主流派の弱体化も図っているとした。

最も懸念しているのは、選挙結果に対する信頼を損ないかねない「絶え間ない誤報」だと述べた。

11月の選挙を巡っては、米国家防諜安全保障センターのウィリアム・エバニナ長官も8月、ロシアや中国、イランが介入を企てる意向だと述べていた。

またレイ長官は、米国の技術や機密情報を入手しようとする中国の動きをFBIが積極的に監視しており、中国に関連した新たな防諜活動の捜査を頻繁に行っていると述べた。

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