トランプ氏、15日の討論会参加拒否 バイデン氏は対話集会開催へ
[ワシントン 8日 ロイター] – 11月3日の米大統領選挙を巡り、混迷が一段と深まっている。トランプ大統領は8日、来週15日に予定されている第2回大統領候補討論会がバーチャル形式になるなら参加しないと表明。これを受け、民主党の大統領候補バイデン前副大統領の陣営はタウンホール形式での単独イベントを手配した。
米大統領選討論会の実行委員会は8日、トランプ大統領の新型コロナウイルス感染を踏まえ、討論会を対面ではなくオンライン開催にすると発表した。討論会は予定通りタウンホールミーティング形式となり、司会者と参加者はマイアミの会場から大統領候補に質問する。
これに対し、トランプ大統領はFOXビジネスとのインタビューで、バーチャル形式での討論会開催について「受け入れられない」とし、「時間を無駄にする気はない。バーチャル討論会はそもそも討論会ではない」と言明。「ばかげており、(司会者らは)好きな時に候補者のマイクを切ることができる」と述べた。
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