S&P、豪格付け「AAA/A-1+」を据え置き 見通しはネガティブ

[20日 ロイター] – 格付け会社S&Pグローバルは20日、オーストラリアの信用格付けを「AAA/A-1プラス」に据え置いた。経済と財政面でのリスクを指摘し、見通しはネガティブとした。

S&Pは格付け見通しについて「オーストラリアが財政および経済面で下向きリスクに直面しているとの当社の見解を反映したもの」と説明。

また、財政赤字は長期化し、債務水準は今後数年にわたり高止まりすると指摘した。

一方で、大規模な景気刺激策は新型コロナウイルス危機のさなかで同国の景気回復を支えるとの見方も示した。

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