新唐人・世界中国伝統武術大会 伝統の技と「武徳」を競う

2026/08/17 更新: 2026/08/17

第9回新唐人「全世界中国伝統武術大会」の決勝が15日、ニューヨークで行われた。大会は6部門で競われ、8人が銀賞、19人が銅賞を受賞した。一方、金賞は該当者なしとなった。

拳術や武器を使用する器械術で、選手たちがそれぞれの技を披露した。数回にわたる競技を経て、決勝では39人の選手が演武を披露したが、今年は金賞は該当者なしだった。

大会審査委員長の李有甫氏は、今回の大会では審査基準をこれまで以上に引き上げたと説明した。そのうえで、金賞を狙えるほどの選手は、もはや大会での順位だけを追い求めているわけではないと語った。

大会では、過去に2度金賞を受賞した劉大雁氏に「特別貢献賞」が贈られた。劉氏は大会に参加するため駆けつけたが、伝統武術文化を広めるため、すべての賞の選考を自ら辞退した。

このほか、銀賞8人、銅賞19人、伝承貢献賞1人、栄誉賞1人が選ばれ、複数の選手が優秀賞を受賞した。

少年器械部門で銀賞を受賞した梁松棋選手は「賞を取れるとは思っていたが、銀賞を取れるとは思っていなかった」と述べた。

女子器械部門で銀賞を受賞した金歡選手は、「今回は賞を取るために来たのではない。自分たちが学んできた伝統武術を披露するために来た」と語った。

男子器械部門で銅賞を受賞したジミー・ガルシア選手「今回で4回目の出場。武術に取り組むことを本当に楽しんでいる。大会では毎日違った経験が得られ、それが自分を成長させ、前へ進む力になっている」と話した。

審査委員長の李有甫氏は、「大会の水準はこれまで以上に高くなっているが、今後もさらに高めていく」と語った。

全力で競技に臨むことは、大会への敬意の表れでもある。選手たちは勝敗だけを重視するのではなく、大会を通じて互いに学び、一つ一つの技を通じて伝統武術に対する自らの理解を観客に伝え、「武徳」を受け継ぎ、広めたいと考えている。

男子器械部門で銀賞を得た王喜輪選手は「今回の大会では、ほかの選手の優れたところから学び、自分が改善すべき点を見つけた」と語った。

男子拳術部門・栄誉賞の受賞者、クリス・チャペル選手は「中国の文化大革命では、知識や歴史が失われ、二度と取り戻せなくなることさえあった。そのため、歴史を受け継ぐことは重大な使命だ。一人ひとりが、それを受け継いでいく責任を担っている」と述べた。

新唐人の「全世界中国伝統武術大会」は、伝統武術の普及に取り組んでいる。共通の志を持つ選手たちが集まり、互いに技を磨きながら「武徳」への理解を深めている。

選手たちにとって大会は、単に技を競う場ではなく、伝統武術の文化を受け継いでいく場でもある。

 

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