米メキシコ湾岸石油生産の約半分が停止、ハリケーン接近に備え
[ヒューストン 27日 ロイター] – 米メキシコ湾岸のエネルギー各社や港湾当局が同湾上空を移動するハリケーン「ゼータ」への警戒態勢を強めている。英BP<BP.L>、米シェブロン<CVX.N>、英蘭ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>は27日、157の施設から作業員を退避させ、生産を大幅に削減した。パイプライン運営のエンブリッジ<ENB.TO>もルイジアナ州の天然ガス処理施設などから作業員を退避させている。
米安全環境執行局(BSEE)によると、27日時点でメキシコ湾岸の石油生産の49%、天然ガス生産の55%が停止しているという。
米国立ハリケーンセンター(NHC)によると、ゼータは27日午前にユカタン半島を通過後、時速65マイル(100キロ)に風力を弱めたが、メキシコ湾中央に移動しながら時速85マイルに再び加速する見通しだ。
関連記事
米国がイランへの制裁を強化。石油輸出封鎖や企業制裁の影響は中国企業や銀行にも波及の可能性。5月の米中首脳会談を前に、対中圧力としての意味合いも注目される。
中共のスパイハッカーとされる男がイタリアから米国に引き渡され、ヒューストンで審理入り。世界規模のサイバー攻撃や機密窃取に関与した疑い。FBI長官は「歴史的勝利」と強調した。
米連邦最高裁は4月28日、中国共産党当局による人権侵害を支援したとして、米ネットワーク機器大手シスコシステムズの責任を問う訴訟の審理を行う。
トランプ米大統領は、イランが石油輸出を断たれたことで、石油パイプラインの圧力が限界に近づき、いつ破裂してもおかしくない状態にあると指摘した。ルビオ国務長官は「米国は、イランがホルムズ海峡を交渉材料にする行為を容認しない」と表明
アラブ首長国連邦(UAE)は4月28日、5月1日付で石油輸出国機構(OPEC)とOPECプラスから脱退すると発表した