欧州でコロナ死者30万人超、世界全体の4分の1=ロイター集計

[10日 ロイター] – ロイターの集計によると、欧州で10日、新型コロナウイルス感染症による死者が累計で30万人を超えた。世界全体では120万人が死亡しており、欧州はその約4分の1に相当する。

欧州の感染者数は累計で約1280万人。過去1週間では1日当たり28万人と、前週から10%増えた。世界全体の新規感染者の半分以上を欧州が占める。

国別では、英国の死者が約4万9000人と最も多い。1日当たりの感染者数は平均2万人超で、専門家は現在のペースが続けば、死者は政府が想定している最大8万人を上回ると警告する。

フランス、スペイン、イタリア、ロシアでは1日当たりの死者が数百人に上っており、英国も合わせると欧州全体の死者の4分の3近くに達する。

フランスでは、過去1週間で新規感染者数が4万8700人を超えた。パリの衛生当局は先週、集中治療室(ICU)の92%が埋まっていると明らかにした。

関連記事
NATOのマルク・ルッテ事務総長は、欧州議会での演説において、中国とロシアの協力が深まる中で、大西洋横断の防衛 […]
トランプ氏の就任宣誓まであと7日となる1月13日、大統領就任式委員会は3日半にわたる祝賀行事の日程を発表した。 […]
ミャンマーの詐欺団地で、多国籍の被害者が監禁される事件が続出。俳優・王星氏の救出劇や詐欺グループの手口が明らかに。広がる国際的被害と課題に迫る。
ラブロフ外相は14日、日本がロシアとの平和条約締結に向けた対話再開の用意があることをロシアは感じているとしたが、日本のこのような姿勢は、ウクライナ戦争をめぐるロシアに対する制裁を維持する日本の姿勢と矛盾していると述べた
韓国在職中の大統領が公捜処に逮捕される憲政史上初の事態が発生。不当捜査を訴える尹氏の声明や、公捜処の取り調べ体制の課題に注目が集まっている。