エチオピア、北部州の戦闘で人道支援活動に支障=国連
[アジスアベバ 12日 ロイター] – 国連は12日、戦闘が続くアフリカ東部エチオピアの北部ティグレ州について、食料、その他の人道支援が届きにくい状況にあると述べた。
ティグレ州では、同州を支配するティグレ人民解放戦線(TPLF)と連邦政府軍が戦闘を繰り広げている。
国連人道問題調整事務所(UNーOCHA)の最新の報告によると、ティグレ州への電話回線が切断された状態で、輸送もできず、基本的物資が不足しつつある。
援助団体からは、子どもや女性、高齢者、障がいを持つ人の戦闘からの保護について懸念の声が上がっているという。
隣国スーダン政府は11日、戦闘が始まって以降、エチオピアから1万人超が戦火を逃れるため流入していると述べた。
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