トランプ政権、北極圏保護区の鉱区リース権売却手続き実施へ

[13日 ロイター] – トランプ米政権は、大統領選で勝利を確実にした民主党のバイデン氏が大統領に就任する前に、アラスカ州の北極圏国立野生生物保護区(ANWR)における石油の鉱区リース権売却に向けた手続きを数日以内に実施する方針だ。アラスカ州アンカレッジにある土地管理局の広報担当者が13日述べた。

トランプ政権は今回の手続きから30日後にリース権売却に向けた通知を出し、その30日後に売却が行われるという。その場合、売却は来年1月20日の大統領就任式直前になる可能性が高い。

ANWRは総面積770万ヘクタールで、ポーキュパイン・カリブーやホッキョクグマなどの繁殖地になっており、これまで数十年間、採掘活動は禁止されていた。ただ化石燃料産業の振興を目指すトランプ大統領はこの地域の開発を目玉政策の1つに掲げ、2017年に議会で与党・共和党が主導して石油・ガスの鉱区リース権を通じた開発に道を開く法案を可決。今年8月にはANWRで石油・天然ガス採掘を認める最終的な計画をまとめた。

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