「日韓は中国の不品行に反対の声を」、米国務省高官が促す

[ワシントン 13日 ロイター] – ナッパー米国務副次官補(日本・韓国担当)は13日、日本と韓国に対し、中国政府による少数派イスラム系市民への対応や、香港や台湾を巡る動きで中国に反対するよう求めた。

ブルッキングス研究所のシンクタンクが主催したオンラインイベントで、日本と韓国が中国と「非常に複雑で微妙な関係」を持っていることをワシントンは理解していると指摘。

「非常に重要な貿易関係やその他の関係があるという事実にかかわらず、私たちは皆、中国の不品行を目にすれば立ち上がって声を上げるべきだ」と訴えた。

ナッパー氏は、米政府が日韓に中国を「切り捨てたり、封じ込めたり」するよう求めているわけではないとしながらも、「韓国や日本などが立ち上がって、これらのことを代弁してくれることを期待している」と述べた。

また、「民主主義や自由を代表して発言する責任を受け入れることが、米国や韓国、日本のような国の責任だ」と強調した。

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