菅首相と小池都知事、高齢者などのGoToトラベル自粛要請で一致

[東京 1日 ロイター] – 菅義偉首相と東京都の小池百合子知事は1日夕に会談し、東京発着のGoToトラベル事業について、高齢者や基礎疾患を持つ人の利用自粛を求めることで合意した。菅首相は会談後、記者団に対し、「国と都がしっかりと連携し、感染拡大を何としても阻止することで一致した」と語った。

両者は午後6時半から官邸で会談。菅首相はその後に記者団に対し、小池都知事から高齢者や基礎疾患を持つ人の利用自粛を呼びかけたいと申し出があったと説明した。その上で「東京都の対応として理解できる」と都知事に伝えたことを明らかにした。

都庁で取材に応じた小池都知事によると、対象は重症化リスクが高い65歳以上の高齢者と糖尿病や心疾患など基礎疾患を持つ人。「重症者の増大をいかに抑えるかで(菅首相と)合意した」と語った。予約のキャンセル方法などを国が決めた上で開始し、飲食店に時短営業を要請している17日までとする方針。

小池氏は「一刻も早く新型コロナの感染拡大を抑えるために、国と都とで尽くしていく」と語った。

東京都では1日、新たに372人の新型コロナウイルス感染者が確認された。新規感染が300人を超えるのは7日連続。重症者数は前日から8人減って62人だった。

GoToトラベルを巡っては、すでに大阪市と札幌市を目的地とした利用を一時停止する措置が取られている。両市を出発する分も利用の自粛が呼びかけている。

*内容を追加し、写真を差し替えました。

(久保信博 青山敦子 編集:田中志保)

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