米上院、ビルサック氏の農務長官指名を承認 オバマ政権でも同職

[23日 ロイター] – 米上院は23日、元アイオワ州知事でオバマ政権で農務長官を務めたトム・ビルサック氏の農務長官への指名を賛成多数で承認した。

ビルサック氏は10万人超の職員を抱える農務省の長として、低所得者向け食料購入補助制度(フードスタンプ)や農作物保険、用地保全などを監督する。また、バイデン政権は気候変動対策に取り組む農家に対する農務省傘下の商品金融公社(CCC)の資金を使った支援を検討している。

このほか、新型コロナウイルス禍で激減した飲食店の農作物需要やフードバンクを必要とする多くの生活困窮者への対応も急務となっている。

関連記事
米国政府が世界各国のLGBT関連運動に多額の資金提供をしていたことが、エポックタイムズの調査で明らかになった。その額は過去3年間で41億ドルに上る。
最近、バルト海にある二本の重要な海底ケーブルが損壊し、ドイツ、スウェーデン、フィンランド、リトアニアの四か国が […]
米国議会は中国の最恵国待遇の取り消しを提案。AI技術競争において優位を目指す「AIマンハッタン計画」も始動。中国経済への影響が注目される
トランプ次期大統領は緊急事態宣言を準備し、不法移民の強制送還計画を発表した。計画では特に中国籍の兵役年齢の男性を優先している
米司法省は最近、IR事業をめぐり日本の政府関係者に賄賂を渡すよう指示して、中国企業のCEOを海外腐敗行為防止法違反の容疑で起訴した。