WHO、中国調査報告を今月中旬に公表

[ジュネーブ 5日 ロイター] – 世界保健機関(WHO)は5日、新型コロナウイルスの発生源を調べるために中国湖北省武漢市に派遣した国際調査団の報告書を今月中旬に公表すると明らかにした。

調査団を率いたピーター・ベン・エンバレク氏は記者会見で、公表の時期について「3月14、15日の週になると予想している」と述べた。

このほか、WHOで緊急事態対応部門を統括するマイケル・ライアン氏は、ワクチン接種が進んでいることで感染拡大抑制策が緩和されてはならないと指摘。「慎重に対応しなければ、感染拡大第3波、第4波に見舞われる」と述べた。

テドロス事務局長は、ブラジルの状況を大きく懸念しているとし、同国で見られているトレンドを極めて深刻に受け止める必要があるとの考えを示した。

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