四川航空、インドへの貨物航空便を一時停止 医療品調達に支障「実質的な報復措置」
インドで中共ウイルス(新型コロナウイルス)の感染者と死者が急増している事態を受けて、中国外務省は22日、インドに医療物資を提供すると表明した。しかし、国営航空会社、四川航空は26日、インドへの一部の貨物輸送航空便の一時運休を発表した。
印紙タイムズ・オブ・インディア26日付によると、四川航空傘下の四川航空物流公司は同日、各営業所に対して通知で、西安~デリー間を含む6つの貨物輸送航空便を一時停止するとした。停止期間は15日間。中国から酸素濃縮器や他の医療物資の調達を急いでいるインド企業などは大きな影響を受けているという。物資の到着が大幅に延期されるとみられる。
また、インド貿易企業の関係者は、中国の医療物資メーカーが販売価格を35~40%値上げし、運賃も20%引き上げたと訴えているという。
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