香港活動家の黄氏に新たな禁錮刑、天安門事件巡る無許可集会で

[香港 6日 ロイター] – 香港の裁判所は6日、著名な民主活動家、黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏に対して、昨年6月4日に中国が民主化運動を弾圧した1989年の天安門事件の犠牲者を追悼する無許可の集会に参加したとして、禁錮10月を言い渡した。

香港警察は昨年、新型コロナウイルス対策を理由に天安門事件の犠牲者を追悼する集会を初めて禁止した。ただ、当日は多くの人が街頭でキャンドルを灯すなどして平和的なイベントを行った。

黄氏は昨年12月、2019年の違法な政府抗議デモを巡り禁錮13月半の実刑判決を受けて服役中。また、同年10月の無許可デモを巡っても禁錮4月を言い渡されている。

裁判所は、レスター・シャム氏、ジャネル・レオン氏、および、ティファニー・ユン氏にも禁錮4─6月を言い渡した。

関連記事
米国の大統領選挙が再び注目を集めている。現職のジョー・バイデン大統領と前大統領のドナルド・トランプ氏が、6月2 […]
連邦準備制度理事会(FRB)はアメリカの中央銀行として、政策のあらゆる側面に口を出している。それでも、先週のFRBのプレスリリースは極めて奇妙だった。FRBが気候変動を管理できると思うか?FRBの支配は災いをもたらすだけだ。
5月14日(火)、ドナルド・トランプ前大統領のニューヨーク裁判が行われているマンハッタンの裁判所の外で行われた短い記者会見で、マイク・ジョンソン下院議長(ルイジアナ州選出)は、この訴訟を「司法の茶番」と強く批判した。元訴訟弁護士で、現在共和党の最高位議員であるジョンソン氏は、この訴訟と米国の司法制度への広範な影響に憤りを表明した。彼はトランプ大統領に直接電話し、裁判に出席したいと伝えたという。
5月14日、バイデン政権はトランプ前大統領の元顧問スティーブ・バノン氏に対する実刑判決の執行を連邦判事に求めた。バノン氏は2022年に議会侮辱罪で禁固4カ月の判決を受けたが、判決を不服として控訴したため、刑は保留されていた。しかし現在、司法省は「もはや『判決を覆すか新しい裁判を命じることになりかねない法律上の実質的な問題』は存在しない」とし、バノン氏の主張をすべて退けた。
全米の大学キャンパスなどで頻発している活発なパレスチナ支援デモに、中国共産党と関連のある団体が資金提供していることが明らかになった。「2024年米大統領選に向けて不安をあおり、若者を過激化させ、米国を不安定化させることが目的」と分析している。