北朝鮮向けコロナワクチン配送、再延期に=韓国統一省
[ソウル 1日 ロイター] – 韓国統一省は1日、新型コロナウイルスワクチンの公平な分配を目指す国際的枠組み「COVAX」を通じた北朝鮮向けのワクチン配送が再延期になったと明らかにした。当初は5月下旬に予定されていた。
COVAXは、北朝鮮に英アストラゼネカのワクチン約200万回分を提供すると発表していた。
同省によると、北朝鮮は5月下旬に第1便を受け取る予定だったが、まだ協議が継続している。同省は「COVAXの支援を希望する国はさまざまな協議を行い、接種計画などの書類を提出する必要がある。北朝鮮との協議が長引いており、配送は当初予定より遅れる見通しだ」と述べた。
関連記事
香港の元メディア界の大物、黎智英氏が15日、香港の裁判所で国家安全維持法違反により有罪と認定された。判決後、親族や英国、カナダの政府が相次いで批判した
中国人富豪による米国での代理出産が急増する中、100人以上の子をもうけたとされる実業家・徐波に対し、米ロサンゼルスの家庭裁判所は「通常の養育範囲を超える」として親権認定を拒否した。制度の隙を突く動きに米当局の注目が集まっている。
米パデュー大学は敵対国とされる国々、中共やイランなどからの学生を受け入れない方針を決定した。専門家は、中共が留学生を情報活動に利用してきた実態を指摘し、その影響で多くの中国人学生が貴重な海外留学や研究の機会を失うことになったと指摘。
欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州委員会は16日、2035年からのガソリン車・ディーゼル車など内燃機関を搭載した新車の販売を原則禁止する計画を事実上緩和する改正案を公表した。
米IT大手メタ社が、巨額の広告収入を背景に、中国から配信される詐欺広告への対応を長期間にわたり目をつぶってきた実態が、ロイター通信が入手した内部資料で明らかになった。