行方不明者捜索等の災害対処を行う自衛隊員(Photo by STR/JIJI PRESS/AFP via Getty Images)

「これは何か、手紙とか…」陸自や消防、警察 汗と泥にまみれながら 熱海で捜索活動

静岡県熱海市で7月3日に発生した土石流で、自衛隊や警察、消防の災害部隊が今もなお行方不明者の捜索を続けている。各部隊は同日に県からの要請を受けて以降活動を続けており、すでに18日間に及ぶ。

土石流は、熱海市伊豆山地区の逢初川の標高約390メートル地点から、海岸に向かって2キロに渡りすべり落ちた。被災した範囲は最大幅約120メートルにわたる。建物被害は130棟程度だ。

静岡県によれば、この土砂災害による死者は20日17時までで19人、行方不明者は9人となっている。351人が地域のホテルに避難している。

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