中国・北京の天安門広場で行進する中国軍の兵士たち=2020年4月28日(Lintao Zhang/Getty Images)

危機一髪で中国脱出した米人気ユーチューバー「中国の自由は表面的なものにすぎない」

中国に10年間在住したアメリカ人のマシュー・タイ(Matthew Tye)さんは、まさか自分が中国政府の標的になり、国外逃亡を余儀なくされるとは夢にも思わなかった。彼はこのほど、米政府系ボイス・オブ・アメリカ(VOA)のインタビューでその経緯を語った。

米ニューヨーク州の小さな町で生まれ育ったタイさんは、2008年に大学を卒業後、中国で英語を教える仕事に就き、広東省恵州市に移住した。そこで家庭を持ち、中国人の妻と結婚して子供をもうけた。

彼は「Laowhy86」のハンドルネームでYouTubeチャンネルを開設した。「Laowhy」は「老外(外人)」の略で、外国人の視点から中国を見るという意味がある。

▶ 続きを読む
関連記事
米軍によるマドゥロ氏拘束は、中国の外交・経済的影響力の限界を露呈させた。巨額融資や軍備提供による北京の西半球戦略は、トランプ版モンロー主義を掲げる米国の実力行使により、崩壊の危機に瀕している
中国を代表する博物館・南京博物院で、名画流出疑惑に続き、香炉の変色や金製彫像の異変が話題に。本当に文化財は守られているのか、不信が広がっている
年末の上海。公園で露宿していたとみられる男性が死亡した。動画のコメント欄に並んだのは「朱門酒肉臭、路有凍死骨」。古い言葉が、いまの現実と重なっている
日本では、運が悪ければ上から落ちてくるのは鳥のフンくらい。だが中国ではスケールが違う。包丁にハサミ、レンガ、さらには糞便まで。上を向いて歩く理由が、そこにある。
習政権が中国に残したもの。中国社会はここまで来た。独裁と崩壊を告発する長文が、海外の投稿企画で入賞した。