イランがウラン濃縮度を兵器級に近い水準に引き上げていたとの国際原子力機関(IAEA)の報告書を受け、英独仏は19日、深刻な懸念があると表明し、重大な核合意違反と非難した(2021年 ロイター/Lisi Niesner)

英独仏「深刻な懸念」表明、イランのウラン濃縮巡り共同声明

[ベルリン 19日 ロイター] – イランがウラン濃縮度を兵器級に近い水準に引き上げていたとの国際原子力機関(IAEA)の報告書を受け、英独仏は19日、深刻な懸念があると表明し、重大な核合意違反と非難した。

共同声明で「イランは包括的共同行動計画(JCPOA)に違反する活動を遅滞なく停止しなければならない」と指摘。「われわれはイランが迅速かつ首尾よく結論に達するために可能な限り早くウィーンでの交渉の席に戻るよう要請する。われわれはどちらにも時間的余裕がないことを繰り返し強調してきた」とした。

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