米テネシー州、週末の洪水で21人死亡・約40人行方不明 捜索続く

[23日 ロイター] – 米南部テネシー州を週末に襲った記録的な大雨で、これまでに少なくとも21人が死亡した。23日には行方不明になっている数十人の捜索が行われた。

ナッシュビルの西に位置するハンフリーズ郡の緊急事態管理当局によると、救助隊が家々を一軒ずつ回り、がれきを取り除きながら同地域で行方不明になっている約40人の捜索を行った。

同当局の報道官は、新たな情報が入るに伴い行方不明者の数も変化していると述べた。

テネシー州のリー知事(共和党)は22日夜、初期段階の状況評価を終えた上で向こう数日中に連邦政府に緊急支援を要請する考えを示した。

バイデン大統領は、連邦緊急事態当局者が州と連携して支援を提供すると述べた。

テネシー州の一部地域では21日に最大430ミリの記録的な大雨が降り、大規模な洪水が発生した。ハンフリーズ郡ウェイバリーの町は特に被害が深刻で、数百戸の住宅が住めない状態になった。

関連記事
5月14日、メリーランド州、ネブラスカ州、西バージニア州で民主党と共和党の初選が行われた。前大統領ドナルド・トランプ氏と現職大統領ジョー・バイデン氏は選挙戦でいくつかの警告信号に直面したが、全体的な状況は安定していた。5月14日予備選挙のハイライト
反ユダヤ主義に対抗することを目的とした法案が米国下院で可決され、憲法修正第一条の権利に影響を及ぼす可能性について党派を超えた議論が巻き起こっている。反ユダヤ主義啓発法として知られるこの法案は、5月1日、321対91の賛成多数で米下院を通過した。
5月14日、英国バーミンガムで行われた安全保障会議で、英国と米国は、中共によるサイバー攻撃とスパイ活動が世界の安全に重大な影響を及ぼしていると指摘した。
ノースカロライナ州マチュース。 ドナルド・トランプが大統領選で共和党の推定候補者となって以来、全米世論調査での彼のリードは強くなっている。大きなアドバンテージを持つノースカロライナ州の地元保守派は、草の根運動の欠点を懸念している。
ニュージャージー州ワイダーウッド、前大統領ドナルド・トランプは5月11日、ビーチでの珍しい演説に数万人のファンを集めた。民主党が優勢とされるこの州で、共和党候補がこれほど多くのファンを集めたのは歴史的な偉業だと言える。