台湾にビオンテック製ワクチン到着、鴻海とTSMCが直接交渉
[桃園(台湾) 2日 ロイター] – 独バイオ製薬ビオンテックの新型コロナウイルスワクチンが2日、台湾に到着した。初回出荷分で約90万回の接種に相当。同ワクチンの調達を巡っては中国による妨害が疑われるなど混乱があったが、台湾の世界的なハイテク大手2社が直接交渉し、契約をまとめた。
台湾当局はビオンテックが米ファイザーと共同開発したワクチンの購入に向けた働き掛けを何カ月も行っていたが、中国が契約締結を妨害したと非難。中国側は妨害を否定している。
当局はその後、米アップルのサプライヤーである鴻海(ホンハイ)精密工業と世界的に知名度が高い創業者の郭台銘(テリー・ゴウ)氏、台湾積体電路製造(TSMC)が当局に代わり交渉することを認めた。両社は7月に、3億5000万ドルで1000万回分購入する契約を、中華圏で同ワクチン販売権を持つ中国の上海復星医薬(上海フォサン・ファーマシューティカル)と締結したと発表した。台湾当局に全量を無償提供する。
関連記事
WHOと世界銀行によるパンデミック対策計画に対し、投資の算出根拠や資金配分の優先順位を検証した寄稿記事。著者は、既存の公衆衛生への影響や国際機関の説明責任を指摘し、政策決定のあり方に疑義を呈している
米保健当局は今月24日、ワクチン接種の推奨区分を見直し、新たなカテゴリーを設ける可能性を示した。ケネディ・ジュニア厚生長官が同日公表した文書で明らかにした。
データ未検証のプレスリリースで株価が高騰する「プレスリリース主導の科学」の構造を浮き彫りにした論評。モデルナのがん治療発表や初期ワクチンの治験データを批判的に検証し、利益至上主義への警鐘を鳴らす
ニューヨーク州の医療従事者へのワクチン義務化を巡り、最高裁が宗教上免除の撤回を支持した判決の上告を棄却。ゴーサッチ判事らは、違憲な州法によって連邦法が保障する個人の権利が奪われかねないと強く批判した
米疾病対策センター(CDC)のワクチン諮問委員会に関する新たに公表された憲章では、会議の開催回数に関する義務付 […]