10月23日に公表された英政府のデータによると、過去1週間の英国の新型コロナウイルス新規感染者が7月以来の最多を記録した。ロンドンのキングスクロス駅で21日撮影(2021年 ロイター/Henry Nicholls)

英国の新型コロナ新規感染者、週間で7月以来最多

[ロンドン 23日 ロイター] – 23日に公表された英政府のデータによると、過去1週間の英国の新型コロナウイルス新規感染者が7月以来の最多を記録した。

過去7日間の新規感染者は約33万3465人で、前週比15%増加、7月21日までの週以来の最多となった。

23日公表された1日当たりの新規感染者は4万4985人で、前日の4万9298人を下回った。1日の死者数データはイングランドのみ入手可能で、陽性反応が出てから28日以内の死者数は135人だった。

英国の死者数は過去1週間に12%増加しており、累計では13万9461人と欧州でロシアに次いで2番目に多い。

ワクチン接種や治療法の改善により、過去の感染拡大局面と比べて死者数は大幅に減少しているものの、医療体制はすでにひっ迫しており、英国の現在の死亡率は欧州の多くの近隣諸国をはるかに上回っている。

保健当局は22日、早期に行動すれば厳しい対策を講じる必要性が低下するとし、在宅勤務など感染拡大を抑制するための措置の再導入に向け準備すべきと政府に提言した。

しかし、ジョンソン首相は同日、ロックダウン(都市封鎖)再導入の可能性について否定した。

関連記事
2年前、全中国を席巻した「白紙運動(革命)」は中共執政以来数少ない抗議成功例となったが、今もなお大勢の若い抗議者が投獄され、あるいは行方不明になっている。
林芳正官房長官は26日の記者会見で、共同通信が生稲晃子外務政務官が参院議員就任後に靖国神社を参拝したとする記事を訂正したことに関し、「事実に基づかない報道がなされたことは極めて遺憾」と述べた。誤報は、日韓外交に影響を及ぼした可能性もある。
トランプ氏は、就任初日に合成麻薬「フェンタニル」の取引を巡る懸念を理由に中国からの輸入品に追加で10%の関税、不法移民問題をめぐりメキシコとカナダからの輸入品に25%の関税を課すと表明。
テキサス州アボット知事は、中国への新規投資を禁止し、既存の中国資産の売却を命令。米中関係の緊張が資本市場に波及し、中国株式市場は大幅下落を記録した。影響は他州にも
新たな大規模移民の波がグローバルに起きている。国民としての結束を弱め、各国が次第に自国のアイデンティティを喪失する可能性がある。