2020年2月10日、台湾付近を通過する中国人民解放軍空軍(PLAAF)のH-6爆撃機の側面を飛行する、手前の台湾空軍F-16(中華民国国防省)

航空ファンに人気の追跡アプリ「フライトレーダー24」、中国で禁止「スパイの道具」

中国当局は10月末、飛行中の民間航空機や軍用機などの現在位置をリアルタイムで表示するスマホ用アプリ、フライトレーダー24(Flightradar24)を「スパイの道具」であるとし、国内でのダウンロードを禁止した。

中国国営中央テレビ(CCTV)は10月31日、フライトレーダー24への名指しは避けたものの、「中国の安全保障当局は2020年以降、複数の海外機関がウェブサイトやSNSプラットフォームを利用して、中国の航空ファンに対してADS-B(放送型自動従属監視)の電波を受信する設備を提供したという問題を認識している」と報じた。

ADS-Bは、航空機が衛星測位システムを使って自らの位置を特定し、航空管制官や航空機などにその位置情報を定期的に送信し、追跡を可能とする監視技術である。

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